幸兵衛の小言

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大飯再稼動は関電の算盤勘定による暴走である—広瀬隆が明かす真相!

読売と好対照に反原発を明確にしている朝日は、「週刊朝日EXデジタル」のサイトに「週刊朝日UST劇場 in ロフトプラスワン」という企画で6月7日に放送された「原発問題 そうだ、広瀬さんに聞いてみよう!」で使われた資料が掲載されており、コピーなどが自由にできるセキュリティのかかっていないPDFがダウンロードできる。
週刊朝日EX DIGITALの該当ページ

 この度の大飯再稼動問題に関し、広瀬隆は、数々のデータ、事実、試算などにより、この再稼動はあくまで関電が資産確保するための「算盤勘定」による、あくどい企業活動であることを指摘している。

この資料を、いくつか並べてみるだけで、それは明確だ。

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昨年の実績値で想定して、原発ゼロでも需要がまかなえる想定ができるわけだ。
そして、関電が本来は稼動可能な火力発電所を休止している事実が示される。
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次に、東京新聞による、関電の大飯再稼動の真因を探る「ビジネス」面の問題が提示される。
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この記事の一部を拡大。
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 そもそも、関電は、今夏の電力不足予想の数値をコロコロ変えてきているが、そういった事実も含め、大飯の再稼動、あるいはすべての原発が停止していても電力不足は起こらないこと、電力不足を煽る関電は自社の利益しか考えていないこと、再稼動ありきで、政府も関電もまったく代替電力確保の努力をしていないことなどを鋭く指摘し、詳しい裏付けのある試算などで実態を解説されている。
 もちろん、その情報のすべてが正しいかどうかは、別なルートからの裏付けも必要かもしれないが、この人の原発問題に関する調査は、その著書を読んでも相当年季が入っており、正義感の強さは周知のことだろう。私は広瀬隆を信じる。

 どこかの知事が、大飯再稼動の動きを“操り人形”の意で「文楽」にたとえたらしいが、その批判精神は買えても、原子力ムラと対峙するだけの力にはなり得ない。

 「算盤か、人命か」、あるいは、「企業の利益か、国家・国土の存亡か」という問題に対し、「人命」と「国家・国土」の側に立つ人々にとって必要なのは、真実に迫る情熱と、嘘と欺瞞に立ち向かうための事実や裏付けであると思う。観念論だけでは、原子力ムラは、なかなか崩すことはできない。

 朝日や東京新聞は、本来のジャーナリズム精神を取り戻しつつあるように思うし、広瀬隆は健在だ。そして、広瀬隆という、原子力ムラから長らく迫害あるいは無視されてきた人間の声は、一部のメディアに限らず、今こそ広く知られるべきだと思う。詳しくは、ぜひ紹介した冒頭のサイトから資料をご覧になることをお奨めします。

 今、何が起ころうとしているのか、国民は知る必要がある。そして、フクシマを経た総体としての日本という国に、まだ学習能力が残っていることを信じたい。
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by koubeinokogoto | 2012-06-13 18:40 | 原発はいらない | Comments(0)

人間らしく生きることを阻害するものに反対します。


by 小言幸兵衛