幸兵衛の小言

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日本のメディアが、追及すべきこと。

 トランプ父娘の来日騒動が、ようやく終わってほっとしている。

 窮乏する国民の生活などを無視し、大盤振る舞いの安倍だったなぁ。

 最近は、日本で起こった出来事を、海外のメディアで初めて知ることが多くなった。

 二人の来日中の出来ごとについて、「BUSINESS INSIDER」がロサンゼルス・タイムズ、ニューヨーク・タイムズの記事から紹介しているので、引用したい。
「BUSINESS INSIDER」の該当記事

「会場はガラガラ」欧米メディアが冷笑する日本のイヴァンカとトランプ報道

津山恵子 [ジャーナリスト]
Nov. 07, 2017, 06:00 PM

「シンゾーは、ドナルドに特別なものを用意していた」

という書き出しで、ロサンゼルス・タイムズは、両首脳の接近ぶりをトランプ大統領来日の初日(米時間11月4日)に書いた。安倍首相がトランプ氏に贈った「ドナルド&シンゾー 同盟をもっと素晴らしいものにする」と縫い取りがある野球帽のことだ。

同紙は、ゴルフのプレイについて、両首脳がtwitterでお互いを褒めあったことも報じた。

❝「素晴らしい友人とのゴルフ、会話が弾みます」(安倍首相)

「安倍首相と松山英樹とゴルフ。素晴らしい人たちだ」(トランプ大統領)

両首脳夫妻が鉄板焼きグリルに行った際は、トランプ大統領が、記者団にこうコメントした。

❝「我々の関係は、本当に稀なものだ。日本に我々がこんなに近づいたことはなかっただろう」

ロサンゼルス・タイムズは両首脳の「褒め合戦」を淡々と報じたが、多くの各国首脳とはうまくいっていないトランプ氏が、異例の扱いを受けていることが際立つ。さらに首脳同士の関係と日本人の米大統領に対する感情は、大きく隔たっている。

ガラガラだったイヴァンカ氏のイベント

米調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、日本人の米大統領に対する信頼度は、2016年のオバマ大統領時代の78%から24%と、54ポイントも下落している。同様に、アメリカに対する好感度も72%から57%と落ち込んだ。 また、トランプ政権下、日米関係が「良くなる」と答えた人は17%にとどまり、「悪化する」と答えた人が41%と大きく上回った。

ニューヨーク・タイムズは、ピューの数字を大統領の長女で大統領補佐官のイヴァンカ・トランプ氏の来日記事で引用した。安倍首相と出席した「国際女性会議WAW!」の座席がガラガラだったのも、この数字が背景にあるのでは、と報じている。

 同紙はまた、日本のテレビコメンテーターが、イヴァンカ氏のピンクのスカートが大統領補佐官として、短すぎると報じていたことも伝えた。アメリカでは「スカートの長さ」などどうでもいいことだとも。イヴァンカ氏の成田国際空港到着時の様子からレストランでの食事内容まで、「メジャー・ニュース」として伝えた日本メディアの過熱ぶりと、メインイベントの会議では集客につながらなかったことの対比を際立たせていた。


 私の記憶がたしかなら、日本のテレビで、ガラガラの会場を放送した局はなかっただろうし、そのことを報道した大手新聞もなかったはず。

 流行語大賞じゃないが、「忖度」か。

 ここ数年、政府に批判的な記事や放送をしたメディアへの脅しが、実によく効いているということだ。

 この国で起こったことを、この国のマスコミから知ることは難しくなった。


 北朝鮮への圧力を強めることについてトランプと安倍は同意したらしい。

 日本国民の多くは、そんな安倍政権はもうたくさんだ、ということに同意している。

 コメンテーターなる、雛壇の賑やかしが、スカートの丈が短いなどど言っているのは、いわゆる、オバチャンたちの井戸端会議と同レベルの内容である。

 どうでもいいことなのだ。

 ファミレスや喫茶店でオバチャン達が交わすような会話が、公共の電波でたれ流ししされている時、それを見てほくそ笑んでいる権力者がいることを忘れてはならない。

 先の選挙で堂々と当選した山尾議員が、不倫相手と言われる弁護士をスタッフ(政策顧問)に起用したことに対して、いろんなタレントが批判的コメントをしているらしいが、海外、たとえばフランスなら何ら問題にされないだろう。

 山尾議員に尋ねるべきことは、スタッフを強化して、何を国会で追及するのか、というあくまで「政治的」なテーマであるべきだ。

 政治家に問うべきは、政治課題にどう取り組んでいるかである。

 もし不倫問題でもっと糾弾されるべきは、当代の桂文枝ではなかったのか。
 相手が売名を目的としていたとしても、文枝が長らく彼女と交際していた事実は消えなかろう。
 
 ともかく、なぜ、野党の政治家が覗き見的な週刊誌のターゲットになったのか、その背後にあるものこそ、国民は凝視しなければならない。

 我々国民の血税が無駄遣いされていることこそ、追及されるべきであって、「モリ」も「カケ」もまだ終わっちゃいない。

 トランプの来日中に、二人のファーストレディが、「平」「和」の書道をしている映像を見ていて、私が思ったことがある。
 もし、森友問題が表面化されていなければ、安倍総理夫人は、トランプ夫人を森友の幼稚園に連れて行ったかもしれないなぁ。

 そこで、彼女は、日本の教育問題を滔々と語ったであろう。

 二人で書いた「平和」の文字は、皮肉だ。
 世界の多くの真っ当な政府が、北朝鮮問題で、対話を重視すべきと主張している中で、「圧力」で一致している貴方たちの旦那こそ、「平和」を乱そうとしているのではないか。

 今、まさに日本のジャーリズムの炎が消えかかろうとしている。
 
 想田和弘が「熱狂なきファシズム」と名づけた脅威を防ぐには、少しでも多くのメディアが、本来の仕事をする必要がある。

 何にメディアは「熱狂」すべきなのか。

 その対象は、弱い者ではなく、強い権力であるはずだ。

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by koubeinokogoto | 2017-11-09 18:54 | 幸兵衛の独り言 | Comments(0)

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