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幸兵衛の小言

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JOC竹田会長よ、逃げるな!

 JOC竹田会長の会見には、あきれた。

 質問を受け付けないのは、それだけ後ろめたい思いがあるからだ。

 東京新聞から、引用。
東京新聞の該当記事

竹田会長、潔白根拠のJOC調査 「欠陥だらけの報告書」
2019年1月16日 朝刊

 二〇二〇年東京五輪招致を巡る汚職疑惑に揺れる日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は十五日の説明で、一六年に公表されたJOC調査チームの報告書により「結論づけられている」として身の潔白を訴えた。だが報告書は当初から内容に疑問が持たれており、専門家は「欠陥だらけ」と批判。関与を否定する根拠とするには厳しい見方をされている。 (原田遼)

 JOCはこの日、弁護士や公認会計士による当時の調査チームの報告書を改めて報道陣に配り、疑惑回避を狙った。

 報告書は、シンガポールのコンサルタント会社への支払いについて、「代表者が国際オリンピック委員会(IOC)で秘匿性の高い情報を入手できる立場だった」と正当性を述べた。資金の一部が票集めとしてIOC委員側に渡ったとする疑惑には、コンサル会社と委員の親密性を「認識できていたとは認められない」と招致委側の主張を追認。贈賄罪は「日本の刑法上、民間人には適用されない」とも記した。

 一方、この報告書の精度を疑問視したのは、企業法務に詳しい弁護士らでつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」だ。不祥事の際に設置される第三者委員会の活動を五段階で評価しており、一七年にJOCに対し、八人の委員のうち二人が最低の「不合格」判定。残る六人が次に評価が低い「D」判定を下した。

 格付け委の評価書には「調査チームにオブザーバーとしてJOC理事などが加わり、独立性がない」「コンサル会社の代表やIOC委員から調査の返答を得られていない」「日本法の解釈論に終始するばかり」などの意見がつづられた。

 弁護士の久保利英明委員長は本紙の取材に「コンサル会社の役割が何も解明できていない」と報告書の信用性を疑問視。この日の竹田氏の対応にも「説明を軽視している。五輪のイメージダウンにつながりかねない」と苦言を呈した。

 この贈収賄疑惑については、以前記事にした。
2016年5月20日のブログ

 重複するが、あらためてこの問題を確認したい。

 まだリンクできる、日経の記事を引用していた。
日本経済新聞の該当記事

JOC、第三者調査チーム発足 東京五輪招致不正疑惑で
2016/5/18 11:20

 2020年東京五輪・パラリンピックの招致を巡る不正疑惑で、招致委員会理事長を務めた日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は18日の衆院文部科学委員会に出席し、外部の弁護士などを交えた第三者調査チームを発足させ、送金の経緯を調査する考えを示した。

 竹田会長は「招致委は解散しており、JOC事務局だけでは事実関係の調査に限界がある」と述べたうえで、弁護士らによる調査チームの立ち上げを表明。招致に関係した職員らからヒアリングを行うなどして、シンガポールのコンサルタント会社「ブラック・タイディングス」にコンサル業務を委託したことに問題がなかったか、調べる。

 招致活動をめぐっては、東京での五輪開催が決まった13年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会の前後、招致委が同社に約2億3千万円を支出。フランスの検察当局がIOC委員の関係者への賄賂に当たる疑いがあるとして、捜査を進めている。

 竹田会長は同社について、「電通から契約に値する会社と助言を受けた。有形無形の成果があった」と説明。ただ、14年7月に会社を閉鎖しているといい、「現在どうなっているかは確認していない」としている。

 「D社」ではなく、社名登場。
 この頃から、何かと電通が叩かれることになったと思う。
 一種のスケープゴートだったか。
 
 国民は馬鹿ではない。
 「コンサル料」という言葉を「賄賂」と変換して理解している。

 また、竹田会長は、当初はブラック・タイディングスがディアク氏と関係があることなど「知らなかった」と嘘をついていたが、後になって、知っていたと白状し、何らかなの関係強化につながると思っていた、と言った。
 
 当然だろう。
 関係強化のための、「コンサル料」なのだ。

 
 巨大ビジネスには、利権をめぐって巨額マネーが動くのは、イベント・ビジネスに限ったことではない。

 その「賄賂」が、せいぜいお車代程度なら、当局も見逃すだろうし、それは、賭博の捜査で、雀荘の麻雀を取り締まるようなものだ。
 そこまで警察が取り締まったら、かならずパチンコ、今ならパチスロの問題に突き当たる。
 あれ、立派な賭博でしょう。
 あの産業には、多くの警察関係者が天下りしている。日本では取り締まるはずがないのだが、韓国は不正の温床と断じて、廃止した。

 できますか、日本で・・・・・・。
 
 ビジネスの利権をめぐる贈収賄が逮捕までに至るかどうかは、何事もそうだが、被害を含めた、その“程度”によるだろう。
 しかし、今回の事件が断罪されても、また、同じことが繰り返される恐れは濃厚だろう。
 より、秘密に行わられるにしても、である。

 果たして問題の本質はどこにあるのだろうか・・・・・・。

 オリンピックも、巨大ビジネスとなっているわけで、受注決定に関わる重要人物との関係強化を図ることは、決して不思議なことではない。

 その巨額マネーに、我々国民のお金が関わっていることが、問題なのだ。

 複数のメディアが報じていたが、フランス検察当局の捜査のきっかけになったのは、“パパマッサタ坊ちゃん”の「爆買い」らしい。
テレ朝ニュースの該当記事

捜査のきっかけは「爆買い」 東京五輪招致疑惑(2016/05/14 21:55)

 東京オリンピック招致を巡る送金問題で、国際陸上連盟元会長の息子が、招致決定時期にパリで高級時計など高額な買い物をしたことがフランス検察の捜査のきっかけだったことが分かりました。

 フランスの検察関係者によりますと、国際陸連元会長でIOC(国際オリンピック委員会)元委員、ラミン・ディアク氏の息子、パパ・マッサタ氏は2013年9月ごろ、パリで高級時計など2000万円近い買い物をしたということです。検察当局は、買い物に使われた金の流れを調べた結果、東京の招致委員会側が振り込んだ約2億円が代理店などを介してパパ・マッサタ氏に渡ったとみられることを確認したとしています。また、この高級時計などは東京招致に協力した複数のIOCメンバーに渡されたとみて捜査しているということです。

 我々の血税が、馬鹿なお坊ちゃんの無駄遣いに回っているのだ。

 IOCやJOCの関係者は、きっと「馬鹿だな、バレるようなことして」と思っていただろう。

 来年の開催を、かつてデンバー市民が投票で冬季五輪開催を阻止したように、東京都民が止めることは、もはやできないだろう。

 しかし、汚職容疑は消えないし、2020年東京五輪は、とても無条件に祝うことなどできないイベントとなってしまった。

 このままJOCが逃げ通していいのか。

 JOC、そして日本の国民は、被害者だ、と言えないか。

 竹田会長よ、正直にならなくてもいい、「騙された!」と言ったらどうだ。

 自らの進退をかけ、巨大マネーがうごめき、国税を無駄に費やすことになる悪習をここでなんとか阻止するため、体を張ってはどうか。

 あなたも、スポーツマンなのでしょう。

 それこそが、スポーツマンシップという言葉に相応しいのではないか。


Commented by kousagi at 2019-01-16 23:14 x
ほんとにヒドイですね。どこまで国の恥を塗り重ねるやら。
今年も残念ながら幸兵衛さんの小言のタネが次々と出てきそうな雲行きですが、ときどき楽しみに(怒りつつ)読ませてください。
「責任者」たるトップがこの国のどこかにいないものか。。。
Commented by koubeinokogoto at 2019-01-18 10:26
>kousagiさんへ

本年もよろしくお願いします。
なかなか「小言」のタネは尽きない^^
厚労省のデータ不正問題にしても、財務相の一連の不祥事にしても、誰もきちんと責任をとっていない。
メディアの弱腰もあります。
今年も、時々は、記事を更新するつもりです。
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by koubeinokogoto | 2019-01-16 12:54 | 責任者出て来い! | Comments(2)

人間らしく生きることを阻害するものに反対します。


by 小言幸兵衛